生徒会役員共

 本作品はアニメ化もされていて、2010年に放送された。現在予約受付中の6巻限定版の他、5巻限定版にもアニメDVDが添付された。

 少子化対策の為に、共学化された私立桜才学園に「家が近いから」入学した主人公津田タカトシは、突然生徒会副会長にスカウトされてしまう。成績優秀容姿端麗天然エロの生徒会長・天草シノ、良家のお嬢様で天然ボケで重度のエロの書記・七条アリアの2人の先輩に、博識天才だが幼児体型コンプレックスの常識人の会計・萩村スズともども揉まれていくのであった。

 ‥‥‥と、かなり際どい下ネタ満載のこの漫画ですが、そこは4コマ漫画のお約束でどこまで暴走しても「エロ漫画」ではありません。頭を使わない程度にニヤリとさせられるという一方、意味が分からず思わず考え込むネタが時々混じっているあたり‥‥‥自分の下ネタ度を測れるって意味で良書です(この際、そんなもの測る必要があるかは置いておいて)。

 週刊誌とは言え、掲載が通常4ページ程度なので単行本の発行間隔が半年以上なのと、ストーリー的には学年の繰り上がりが問題。後者は2010年には進級し新入生も入って来たのが、2011年は無し。まぁ、先輩の女子生徒のエロのぼけに(主に)後輩男子の主人公が突っ込むスタイルなので既に3年生の先輩方が卒業するとボケ役が激減するという。
 この様に書くと、「女子校が共学化」という設定はある意味絶妙である。つまり、主人公の男子生徒がいて、その1学年上は「女子校」の雰囲気を持っているとすると‥‥‥世に聞くところの「女子校の中の遠慮のない下ネタワールド」で、ありゃ、違和感がないではないですか。

 けっこう、この作品を読んでいて誤解されるのが、主人公が「唯一の男子生徒」というもの。1巻をよく読むと、そうではないことが判ります(もっとも、名前のある男子生徒は主人公以外出てきていませんが)。

 「少子化で共学化」というと、同時期の少女漫画の「会長はメイド様!」(藤原ヒロ)も「男子校が共学化」ですが共通項。もっとも、内容はかけ離れていますね。

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